サステナビリティCSOフォーラム

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SDGsメールマガジンvol.9 2014.11.7
2014/11/7


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 SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ Vol.9 2014.11.7

 サステナビリティCSOフォーラム/環境パートナーシップ会議(EPC)
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もくじ
【1】サステナビリティCSOフォーラムについて 
【2】SDGs/Post2015年開発目標最新動向
   OWG採択文書日本語版の紹介
【3】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
   生物多様性条約COP12関連情報
   IATTC(全米熱帯マグロ類委員会)会合関連
   IPCC第5次統合報告書など
【4】お知らせ
   関連イベントなど

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【1】サステナビリティCSOフォーラムについて

2012年に開催されたリオ+20に向け、NGOが連携し政府との意見交換会
や他のセクターとの対話を促すことを目指し「Rio+20地球サミットNGO
連絡会」が設立。SDGsメールマガジンを発行してきました。
2015年以降の開発目標、SDGs(持続可能な開発目標)の策定や実施に向
けたステークホルダー間のさらなる交流促進やアクション喚起を目指して、
EPCでは情報交流サイト「サステナビリティCSOフォーラム」を立ち上
げました。今後、コンテンツを増やしていき、ウェブサイトやメールマガ
ジンを通じて、国内外のさまざまな情報を発信して行く予定ですので、ご
関心のある方に も是非ご紹介ください。

詳しくはこちら
>>> http://sustainability.sakura.ne.jp/sutainability/

【2】SDGs/Post2015年開発目標についての最新動向
これまでOWG(オープンワーキンググループ)で議論されてきたSDGs
の設定目標に関する合意文書の日本語仮訳が、IGES(公益財団法人地球環
境戦略研究機関)により作成されました。
この文書を参考として、来年1月以降、国連側にて、本格的な政府間交渉
が始まる予定です。

OWG(オープンワーキンググループ)成果文書(日本語)
http://ow.ly/CqOZc

OWG成果文書(英語)
http://ow.ly/CqPgM

SDGsの国際的検討状況に関しては、以下のサイトもご参考ください。

POST2015みんなが活きる地球に変える
http://www.post2015.jp

【3】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説

≪生物多様性条約COP12関連≫
10月韓国の平昌(ピョンチャン)にて生物多様性条約COP12が開催され、
「持続可能な開発のための 生物多様性」をテーマとした議論が展開され
ました。

・GBO4(地球規模生物多様性概況第4版)
環境省による関連サイト
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18756

韓国の平昌(ピョンチャン)で開催された生物多様性条約COP12におい
て、10月6日に公表されたレ ポートで、各国からの国別報告書、生物多
様性国家戦略、既存の生物多様性に関する研究・データを分析し、生物多
様性戦略計画2011-2020/愛知ターゲットの達成状況や今後の達成見込
みについて分析して います。
愛知ターゲットの達成はSDGsや貧困撲滅にも重要であるとして、ターゲ
ット達成のための重要取り組み を紹介。
現時点で達成が見込まれるのはターゲット11(陸域の保全地域面積)、
16(名古屋議定書)、17(生 物多様性国家戦略の改訂)のみ。
ターゲット10(海洋生態系保全)の達成状況が思わしくないことへの懸念
も指摘されました。
なお、GBO4については地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)にて
配布してい ます。お気軽にお立ち寄りください。(数には限りがございます)

(政府資料)
 生物多様性条約COP12ならびに名古屋議定書MOP1の結果について
 (2014.10.20)
 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18740

 環境省、生物多様性に関する民間参画に向けた日本の取組を作成
(2014.10.23)
 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18810

(ニュース)
 生物多様性保全/世界をリードする気概示せ(2014.11.3 河北新聞社説)
 http://www.kahoku.co.jp/editorial/20141103_01.html

 名古屋議定書 参加の遅れは損になる (2014.10.28 東京新聞社説)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014102802000155.html
 
 生物多様性という言葉を知っていますか?(2014.11.2  エコノミック
ニュース)
 http://economic.jp/?p=42141

(NGO活動報告)
 IUCN-J(国際自然保護連合日本事務局)「愛知ターゲットの最新動向~
国際会議レポート」
 http://bd20.jp/category/conference/

≪IPCC第5次統合報告書関連≫
11月2日に、国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が第5次統
合報告書を公表。
気候変動の深刻な状況への警鐘と各国への迅速な対応を促しています。

 IPCC報告書:対策遅れコスト1.4倍 課題も山積 (2014.11.3 毎日)
 http://mainichi.jp/feature/news/20141103k0000e040099000c.html

 気温上昇2度未満に抑える「道筋ある」IPCC 報告書
 http://www.asahi.com/articles/ASGC25KCVGC2ULBJ00F.html?iref=com_alist_6_03

 IPCC報告書「二酸化炭素許容量はあと30年」(2014.11.3 TBS)
 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2338846.html

≪IATTC(全米熱帯マグロ類委員会)会合関連≫
日本人にとっても馴染みの深い問題。持続可能な消費と生産を考える上で
も重要なトピックのひとつです。

 太平洋クロマグロの運命が決まる?混迷のIATTC会合(WWFジャパン)
 http://www.wwf.or.jp/activities/2014/10/1228624.html

 クロマグロ漁規制を強化:東太平洋で15年から(2014.10.30 時事ドッ
トコム)
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410/2014103001003&g=eco

【4】お知らせ・関連イベント紹介

○「国際協力60周年」記念シンポジウム
「成長と貧困撲滅~日本のODAに期待される役割~」開催のご案内
本年は、日本がODAを開始してから60周年の節目にあたります。
外務省ではこの節目の年に、これまでODAが果たした役割を振り返りつ
つ、日本に 期待される役割などを話し合うシンポジウムを、国際協力機構
(JICA)と共に、以下の要領にて開催します。
・日時:11月17日(月)13:00-16:00(開場12:00)
・場所:イイノホール(東京都千代田区)
詳細・申込み→
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001376.html

○第1回環境・開発勉強会「貧困・格差の問題と持続可能な世界」
・日時:11月21日(金) 19:00~21:00 
・場所:10℃カフェ(ジュードカフェ)スペース(東京都豊島区)
 地図:http://ow.ly/Dk51l
・講師:古沢広祐氏(国学院大学、「環境・持続社会」研究センター代表)
・参加費:500円
・主催:動く→動かす、(特活)アフリカ日本協議会 / 
・協力:(特活)開発教育協会(DEAR) 助成:地球環境基金
詳細・申込み→http://ow.ly/Dk6EX

○清里ミーティング
全国各地から、環境教育に携わる多様な参加者が集い、各地で取り組まれ
ている環境教育の旬のトピックが一堂に集 まります。16日午前中の3時
間ワークショップNo.10中で、SDGsやCOP12についてお話しします。
・日時:2014年11月15日(土) ~17日(月) <2泊3日>
・場所:(公財)キープ協会 清泉寮、(山梨県北杜市高根町清里)
・主催:(公社)日本環境教育フォーラム
詳細・申込み→http://www.jeef.or.jp/activities/kiyosato/

・・・最後に
経済とは何をもたらすべきものなのか。その根本に鋭い問いを投げかけた
経済学者、宇沢弘文さんが9月18日に逝去されました。
環境と開発の両立に向け、私たちが本当に考え実行すべきこととは何か。
宇沢さんの死は、今改めて、この問いかけに皆で向き合うことの必要性を
思い出させてくれているように思います。
参考:人間のための経済学 宇沢弘文 格差・貧困への処方箋 クローズアッ
プ現代10月30日放送
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3574.html

お読みいただきありがとうございました。
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 発行:一般社団法人 環境パートナーシップ会議(EPC)
 E-mail: rio20[※]epc.or.jp [※]を@に変更して送信してください。
 Tel:03-3407-8107
 http://sustainability.sakura.ne.jp/sutainability
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