[11/15開催]自主簡易アセス 公開セミナー/持続可能な時代に向けた設計コンペ手法の提案~サスティナブル・デザイン~
2016/10/28
持続可能な社会を構築する上で、地域社会において営まれる事業の環境の質を高めていくことが重要です。しかし、国や自治体による環境影響評価(環境アセス)制度は、対象が大規模開発に限られているため、虫食い状の開発に対する歯 止めとはなっていません。また、個別の制度による開発指導も行われていますが、多くの場合は、住民等との環境対策に関する対話の機会が設けられていません。
そこで今回中小規模の事業における「自主簡易アセス」という取組みを開拓 し、実践しながら、その普及のための支援ツール開発を進めているNPO地域づくり工房とともにセミナーを企画しました。本セミナーでは、マサチューセッツ工科大学から生まれた民主的なコンペの仕組みと自主簡易アセスとが連動した新しい建築コンペの手法を紹介します。
開催概要
○日 時:11月15日(火)13:00~15:00
○会 場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース(東京・渋谷区)
○参 加:無料(事前登録制)
○主 催:NPO地域づくり工房
○共 催:一般社団法人環境パートナー シップ会議
○協 力:関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)、株式会社 フォーラムエイト
○後 援:関東地方環境事務所、環境アセスメント学会、(一社)日本環境アセ スメント協会、
(一財)最先端表現技術利用推進協会
○助 成:独立行政法人環境再生保全機構「地球環境基金」
内 容
1)話題提供1「持続可能な社会の作法としての簡易アセス」(20分)
講師:原科幸彦さん(千葉商科大学政策情報学部長、東京工業大学名誉教授)
2)話題提供2「Arcbazar~民主的でグローバルな設計コンペ~」(40分、逐次通訳)
講師:Imdat Asさん(Arcbazar代表)
3)話題提供3「ProjectVR~設計段階での可視化と簡易アセス~」(20分)
講師:傘木宏夫さん(NPO地域づくり工房代表、環境アセスメント学会常 務理事)
4)会場の参加者を交えた意見交換(30分)
※自主簡易アセスとは、国や自治体の制度には規定されていない環境アセスの手 続きを、事業者の説明責任として実施するものです。主催者のNPO地域づくり工房では、地元事業者との協働により、自主簡易アセスの事例を開拓し、広める活動を行っています。
※Arcbazarは、マサチューセッツ工科大学から起業されたプロジェクトで、世界中に開かれた設計デザインコンペの手法を提供しています。これまでに、登録デザイナーは15,000人以上、提出されたプロジェクト数はこれまでに5,000を超 えています。
参加申込み・お問合せ:関東EPO
以下のメールアドレス宛に、1.ご所属、2.お名前、3.連絡先をお知らせください。
E-Mail:kanto-epo[※]geoc.jp [※]を@に変更してお送りください。