SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ Vol.31 2017.8.1
2017/08/1
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SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ Vol.31 2017.8.1
サステナビリティCSOフォーラム/環境パートナーシップ会議(EPC)
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もくじ
【1】時事情報:
SDGs報告書2017発表
【2】SDGs最新情報:
ハイレベル政治フォーラムに向け各国報告書発表相次ぐ
SDGs市民社会ネットワーク総会・HLPF報告会開催
【3】サステナビリティ紀行:
「パートナーシップ先進国は?ハイレベル政治フォーラムから読み解く」
国際協力NGOセンター 堀内 葵さん
【4】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
ESG投資
【5】お知らせ・イベント紹介
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【1】時事情報
2017年7月17日、アントニオ・グレーデス国連事務総長が「SDGs報告書2017」という国連報告書を発表しました。
同報告書は、多数の国際・地域機関からの情報提供を受け、国連経済社会局が作成したグローバル SDGs指標枠組みの主要指標に関して入手可能な最新データに基づいて作成されたものです。
報告書は、極度の貧困の減少や妊産婦死亡率の低下など、一定分野で前進がみられるものの、自然災害の経済損失の拡大(特に脆弱な小国への被害の拡大)や若者の失業率の増加など、分野によってSDGs達成に向けた進捗にばらつきがあることを指摘しています。
事務総長は「公正なグローバリゼーション、貧困の根絶、気候変動の対処が2030アジェンダのねらい」と呼びかけています。
関連リンク:国連広報センター
http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/25115/
【2】SDGs最新情報
○7月10日-19日までニューヨーク国連本部においてハイレベル政治フォーラム(HLPF)が開催され、日本政府がSDGsの進捗状況を報告しました。
この「自発的国別レビュー(VNR)で、岸田外務大臣は「だれも取り残さない」というSDGsのコンセプトを掲げ、母子手帳や水分野での国際社会における日本の貢献を報告。
「若者・女性にフォーカスした推進」などについて言及しました。歌手のピコ太郎氏がSDGsの替え歌をつくりアピールしたことが、多くの報道機関に取り上げられました。
関連リンク:外務省HP
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/gic/page1_000359.html
SDGs市民社会ネットワークは、日本政府の発表を受け、「自発的国別レビュー(VNR)に対する日本市民の見解」というプレスリリースを発表しています。
http://www.sdgscampaign.net/news/press/1065/
○SDGs市民社会ネットワークが総会とHLPF報告会を行いました。
SDGs市民社会ネットワークは7月31日に設立後最初の会員総会を行いました。正会員44団体のうち28団体が集まり、組織体制や今後の事業計画について確認しました。
その後、HLPFの報告会とSDGsに関するワークショップを開催し、市民社会ならではの視点や連携の重要性など話し合いました。当日プログラムなどはウェブサイトからご覧ください。
https://www.sdgs-japan.net/news-1
○「SDGsビジネスセミナー」を開催しました。
環境パートナーシップ会議(EPC)では、オーガニックライフスタイルEXPOの企画の一部として7月28日に東京国際フォーラムにてSDGsセミナーを開催しました。
https://sus-cso.com/kiji/report170801
その他参考情報
・「パートナーシップでつくる私たちの世界 国連の新しい目標 -2030年に向けて-」
https://sus-cso.com/kiji/report160331
・「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(正式名称:Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development)英語全文
https://sustainabledevelopment.un.org/post2015/transformingourworld
・持続可能な開発のための2030アジェンダ(国連広報センター)
http://www.unic.or.jp/news_press/info/2030agenda1/
【3】サステナビリティ紀行
さまざまな立場から持続可能な社会の実現に向け活動する方々にサステナビリティを考える上で大切な視点をお伺いするコーナーです。
「パートナーシップ先進国は?ハイレベル政治フォーラムから読み解く」
国際協力NGOセンター 堀内葵さん
https://sus-cso.com/kiji/suskiko170728
【4】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
ESG投資
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字。企業の長期的成長のために、この3つの観点が必要であるという考え方が広がっている。
「ESG投資」とは、従来型の財務情報に加えESGを考慮に入れること。SDGsの推進とともに、ESG投資にも関心が高まっている。
【5】お知らせ・イベント紹介
〇SDGs学生フォトコンテスト
・募集締切:8月30日(水)
・応募方法:メンバー登録をして写真をアップロード
・主催:国際広報センター、上智大学
・詳細:https://communityassignments.gettyimages.com/ja/community-assignments/sdgs_2017/the-brief#.WXbIu6-Qzct
〇持続可能な地域づくり活動表彰事業
・募集締切:8月31日(木)
・応募方法:下記サイトで詳細を案内中
・主催: (公社)環境生活文化機構
・詳細:http://elco.or.jp/introduction/commendation.html
〇水環境におけるマイクロプラスチックに関する最新の動向
・日時: 8月4日(金)10:50~16:30
・会場:東京、大阪(各会場とも詳細参照)
・主催:日本水環境学会
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_34925.html
〇SDGs―企業やNGO等による認知・取組促進上の課題
・日時:8月5日(土)15:30~17:30
・会場:大阪聖パウロ教会(大阪市北区)
・主催:国際開発学会 社会連携委員会
・詳細:http://kansaingo.net/11341/
〇夏休み企画「体験ゾーン見学ツアー&体験談」
・日時:8月5日(土)16:00~17:00
・会場:JICA地球ひろば(東京都新宿区)
・主催:JICA地球ひろば
・詳細:https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/2017/170723_01.html
〇第35回開発教育全国研究集会
・日時:8月5日(土)~6日(日)(各日とも詳細参照)
・会場:JICA地球ひろば(東京都新宿区)
・主催:開発教育協会
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_35074.html
〇日本UNEP協会連続勉強会第4回
・日時: 8月8日(火)18:30~20:30
・会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)(東京都渋谷区)
・主催:日本UNEP協会
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_35012.html
〇企業内でSDGsを推進する方のためのセミナー
・日時: 8月9日(水)13:45~17:00
・会場:ウェスレーセンター(東京都港区)
・主催:イマココラボ
・詳細:https://imacocollabo.or.jp/
〇GPN国際セミナー「ODAを活用した企業の海外展開」
・日時: 8月9日(水)14:30~16:30
・会場:馬喰町第一ビル(東京都中央区)
・主催:グリーン購入ネットワーク(GPN)
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_35104.html
〇市民のための環境公開講座
・日時:9月、11月(各日とも詳細参照)
・会場:損保ジャパン日本興亜本社ビル(東京都新宿区)
・主催:日本環境教育フォーラム、損保ジャパン日本興亜環境財団、損害保険ジャパン日本興亜
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_35007.html
〇ジブリが愛した映画、 フレデリック・バック「木を植えた男」「クラック!」上映
・日時: 9月6日(水)18:30~20:30
・会場:東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)
・主催:日本環境教育機構
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_35030.html
〇グローバルフェスタJAPAN2017
・日時: 9月30日(土)~10月1日(日)(各日とも詳細参照)
・会場:お台場センタープロムナード(東京都江東区)
・主催:グローバルフェスタJAPAN2017実行委員会
・詳細:http://gfjapan2017.jp/
・・・最後に
トランプ大統領がパリ協定からの離脱を表明したことを受け、アメリカでは企業や自治体が気候変動への取り組みを宣言する「プレッジ」を行ないました。
政府の方策を待つのではなく、自らの責任と役割を果たす。そういった姿勢の表明が新たな潮流をつくる力となる可能性を感じます。
お読みいただきありがとうございました。
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発行:一般社団法人 環境パートナーシップ会議(EPC)
E-mail: rio20[※]epc.or.jp Tel:03-3407-8107 [※]を@に変更してください。
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