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[第3回国連防災世界会議]市民防災世界会議が開催されました(3月14日~17日)
2015/03/20


20150316_1242331994年の横浜、2005年の兵庫に続き、今回仙台で開催される第3回国連防災世界会議。この本体会議に合わせて、約100団体もの市民社会組織によるネットワーク「2015防災世界会議日本CSOネットワーク(JCC2015 )」による市民防災世界会議が3月14日〜17日に開催されました。仙台市市民活動サポートセンターで行われたテーマ別セッションは全て事前申し込みの段階で満席になるなど、会議への関心の高さが伺えました。

20150315_183812本体会議 レポートセッション
国連防災世界会議では、「ポスト2015防災枠組み」を決めるため、3月14日〜18日にかけて仙台国際センターで開催されました。会議の様子はインターネット中継でも視聴できましたが、市民防災世界会議の中でも毎日レポートセッションの時間を設け、本体会議のテーマ別ワーキンググループに参加したNGO職員が報告をしていました。なお、その様子はJCC2015 速報ブログでも確認できます。
 
20150316_102646パブリックフォーラム
本体会議として並行して行われる一般市民が参加可能なセミナーやシンポジウム、イベントが仙台市内では11の会場(東北各地でも開催)で開催されました。その数400以上とも言われています。

150315_1703~001ふたつのテーマ館
市民協働と防災、女性と防災に焦点を当てて特別にオープンされたテーマ館。仙台市市民活動サポートセンター、仙台市男女協働参画推進センター、エルパーク仙台を会場に展示やセミナーなどが開催されました。

防災・復興に関する展示
せんだいメディアテークでは、東北各地の防災・復興に関する取組の展示や国際機関や国内外のNGOのブース出展がありました。

20150315_111645ピープルズパビリオン/多目的交流テント
本会議場や各パブリックフォーラム会場が市内各地に広がり、会議参加者達が気軽に交流できる機会が限られることから、自由に使える休憩ペース、オフィス機能、セミナースペースを兼ね備えた多目的交流テントが匂当台公園内に設置されました。同じ場所では、防災に関する様々な市民向けイベントが多数、開催され、世界各国の料理が集まるワールドキッチンもオープンし、連日、多くの市民で賑わっていました。ピープルズパビリオンの詳細は>>>こちら

20150317_132136メインイベント
3月14日から開催されていた市民防災世界会議の最終日の17日、エレクトロンホールにて「セカイと学ぼう。市民のための防災会議へ」と題して会議のメインイベントが開催され、ゲスト対談やシンポジムが行われ、最後に市民防災世界宣言が出されました。(s.shirai)