SDGsメールマガジンVol.11 2014.12.25
2014/12/26
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SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ Vol.11 2014.12.25
サステナビリティCSOフォーラム/環境パートナーシップ会議(EPC)
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もくじ
【1】気候変動COP20開催
【2】SDGs/Post2015年開発目標最新動向
今後の交渉スケジュール
国連事務総長統合報告書への反応
【3】連載:持続可能な社会の実現に向けて
(1)アジェンダ21
【4】サステナビリティ紀行:
「国際家族農業年から考える持続可能な社会」
國學院大学教授 古沢広祐さん
【5】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
国連防災世界会議
【6】お知らせ・イベント紹介
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【1】気候変動COP20開催
2014年12月1〜14日、南米ペルーの首都リマにおいて、COP20・COP/MOP10
(国連気候変動枠組条約締約国会議第20回会合・京都議定書締約国会議
第10回会合)が開催され、2015年12月にフランスのパリで開催されるCOP21/
CMP11で新たな国際枠組み合意を実現することを目的としました。
今回の会議では下記の3つの主要論点でした。
詳細は以下リンク先のレポートをご覧ください。
http://sustainability.sakura.ne.jp/sutainability/sdgs/report141224
【2】SDGs/Post2015年開発目標最新動向
・今後の交渉スケジュール
2015年の交渉スケジュール(NY国連本部)が発表されました。
1月19-21日(3日間):ストックテイキング
2月17-20日(4日間):宣言文
3月23-27日(5日間):持続可能な開発目標とターゲット
4月20-24日(5日間):実施手段、持続可能な開発のためのグローバル・
パートナーシップ
5月18-22日(5日間):フォローアップとレビュー
6月22-25日(4日間):成果文書に関する加盟国間交渉
7月20-24日、27-31日(10日間):成果文書に関する加盟国間交渉
これらの交渉に向けて、各国政府やステークホルダーがどのような
働きをしていくのかが注目されます。
・12月4日に発表されたSDGs/Post2015年開発目標に関する事務総長統合
報告書(The Road to Dignity by 2030)について各団体から出された
反応をご紹介します。
素早く反応を示した団体は、報告書を参考に、SDGsにおいてより強めら
れるべき点を指摘してます。
<女性メジャーグループ>
ジェンダー正義の重要性やジェンダー平等の重要性が十分に扱われてい
ないことが批判されています。
http://www.womenmajorgroup.org/wp-content/uploads/2014/12/WMGResponsetoSGSynthesisReport_18Dec.pdf
<Save the Children>
不平等是正の強調やアカウンタビリティメカニズムの強化、暴力、防災・
減災、緊急事態、虚弱性、紛争や蔓延的危機対策の強化、子どもの参加の
確保などが提言されています。
http://www.unesco.org/new/fileadmin/MULTIMEDIA/HQ/ED/GMR/images/2014/STC-SG_Synthesis_Report.pdf
<MSH (Management Sciences for Health)>
健康へ権利に基づく健康ゴールの必要性などが指摘されています。
http://www.msh.org/news-events/press-room/response-to-the-un-secretary-general’s-synthesis-report-on-post-2015
国連はこの報告書について、市民社会からのコメントを求めています。
コメントは以下リンクから送ることができます。
https://docs.google.com/forms/d/1U97gmcy-KGsu66-lVi1cHU7R-C_B4y6u0AbFtua2zE4/viewform
(関連情報)
国連のSDGs/Post2015関連サイト:
http://sustainabledevelopment.un.org/post2015
国連事務総長による統合報告書(PDF英語版):
http://sustainabledevelopment.un.org/content/documents/5527SR_advance%20unedited_final.pdf
SDGs関連参考資料:POST2015/UNU-IASポリシーブリーフ日本語版
http://ias.unu.edu/jp/news/announcements/post2015-unu-ias-policy-brief-series-published.html#info
【3】連載:持続可能な社会の実現に向けて
リオ+20を受けて、SDGs(持続可能な開発目標)の設定が決まり、持続
可能社会実現にむけたパートナーシップの推進が求められています。
未来へのヒントを探るべく、1992年のリオサミット後のステークホルダ
ーの歩みについて振り返ります。
連載第2回 アジェンダ21
(星野智子:環境パートナーシップ会議(EPC)副代表理事/リオ+20地球
サミットNGO連絡会幹事
http://sustainability.sakura.ne.jp/sutainability/sdgs/susjitsugen02
【4】サステナビリティ紀行
さまざまな立場から持続可能な社会の実現に向け活動する方々にサステナ
ビリティを考える上で大切な視点をお伺いするコーナーです。
「国際家族農業年から考える持続可能な社会」
國學院大学教授 古沢広祐さん
http://sustainability.sakura.ne.jp/sutainability/sdgs/suskikofurusawak
【5】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
サステナビリティに関する最新のニュースやキーワードをご紹介します。
「国連世界防災会議」
来年3月14日から18日、仙台市において国連世界防災会議が開催されま
す。会議では、2005年-2015年の「兵庫行動枠組」に続く、防災枠組
(兵庫行動枠組2:HFA2)が採択される見込みで、現在国連で採択文書
の交渉が行われています。日本政府は、防災の主流化にむけたリーダー
シップを発揮しようとしています。
防災会議に向けて日本の市民社会の声を届けようと、CSOネットワーク
も設立されています(JCC2015http://jcc2015.net)。
この機会に国内外から訪れる人たちと知見の共有や交流をはかろうと、
国連会議以外にもさまざまなイベントが予定されています。
・国連世界防災会議(本体会議。3月14日-18日開催)
国連サイトhttp://wcdrr.org/home
日本サイトhttp://www.bosai-sendai.jp/about.html
(参加のためには国連に事前参加登録が必要です http://wcdrr.org/conference/registration )
・パグリックフォーラム http://www.bosai-sendai.jp/public_outline.html
仙台市らを中心とした実行委員会が運営する会合です。
国連会議ではないので比較的自由に入れますが、プログラムによって事前
登録が必要です。
・市民防災世界会議 http://jcc2015.net/civil_society/
JCC2015の企画・運営によって開催されます。海外から訪れたCSOや東北被
災地の市民が気軽に参加交流できる場となることを目指しています。
・上記以外にも、このタイミングにあわせたいくつかのイベントが予定さ
れています。
(関連情報)
・防災世界会議(in仙台)に関する資料(内閣府HP)
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/sekaikaigi/04/index.html
【6】お知らせ・イベント紹介
近日開催予定のイベント等の情報をお伝えします。
☆ポスト2015 環境・開発連続勉強会・セミナー(全4回)☆
貧困の根絶と持続可能な世界への移行:「ポスト2015」の実像を探る
・共催:動く→動かす、(特活)アフリカ日本協議会、(特活)国際協力
NGOセンター(JANIC)他各企画関連団体・個人
・協力:(独法)環境再生保全機構地球環境基金、日蓮宗あんのん基金あ
りがとうインターナショナル、真如苑
・申込み:申込フォーム⇒ http://ow.ly/Gg5gC
・問合せ:「動く→動かす」事務局(担当:稲場雅紀)
E-mail: office<*>ugokuugokasu.jp ※<*>を@に変えてください。
○第1回:セミナー 持続可能な産業発展を問う-新興国ブラジルを通じ
て-
・日時:2015年1月27日(火)19時~21時
・場所:森の酵母 パン・オ・スリール
東京都渋谷区渋谷1-4-5-1階 http://pain-au-sourire.jp/
・参加費:1000円(お茶&パン付き)
・講師:印鑰智哉氏(オルタ・トレード・ジャパン政策室室長)
・内容:SDGs提唱国として影響力を発揮するブラジル。日本と経済的関
わりが深く、遺伝子組み換え作物や土地収奪など多くの矛盾を内包する
この国の開発の実態から、私たちの目指すべき持続可能な産業発展のあ
り方を検討します。
○第2回:シンポジウム 地球規模と国内の課題に向き合うNGO=ポスト
2015に向けて=よこはま国際フォーラム企画=
・日時:2015年2月8日(日)15時~16時50分
・場所:JICA横浜 かもめルーム
http://www.jica.go.jp/yokohama/office/access.html
・参加費:無料
・講師:大西連氏(自立生活サポートセンターもやい)、たいら由以子氏
(循環生活研究所)
・内容:地球規模課題に取り組むNGOにも日本の国内課題との関わりで変
化が求められています。貧困問題や地域の課題などに取り組む国内活動の
知見からNGOが地球規模の課題に取り組むための視座を提起し検討します。
・備考:「よこはま国際フォーラム」(2月7~8日)の企画です。
横浜国際フォーラム: http://yokohama-c-forum.org/
セミナーは無料ですが「よこはま国際フォーラム」参加費(一日700円)が必要
○第3回:セミナー 水から「持続可能な都市」を考える
・日時:2015年2月16日(月)19時~21時
・場所:TIP*S/3×3Labo(日本橋)
http://www.ecozzeria.jp/nipponbldg33/index.html
・参加費:無料
・講師:橋本淳司氏(ウォーターエイド・ジャパン理事)、高橋華生子
氏(明治大学専任講師)
・内容:「持続可能な都市と人間居住」の課題として水の問題を取り上げ
ます。メガシティ化する途上国の都市と日本の課題を探るため、国内の問
題に加え国際開発における途上国の権利の観点より、グローバルな「水」
の現状と課題について理解を深めます。
○第4回:シンポジウム
ポスト2015年開発目標:企業はどう関わるか?
=既存の国際規格、ガイドラインをベースに=
・日時:2015年2月18日(水)14時~17時
・場所:早稲田大学日本橋キャンパス
http://www.waseda.jp/wnfs/access/access.html
・参加費:1,000円
・講師:関正雄氏(損保ジャパン日本興亜)、足達英一郎氏(日本総研)
、田村暁彦氏(経済産業省)
・内容:企業の社会・環境との関わりについて詳しい有識者を迎え、既存
の企業向けの国際規格やガイドラインをベースに、ポスト2015年開発目標
における民間セクターの位置づけと役割、また政府やNGOとどのように連携
できるかについて議論を行います。
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○あすを見つけるための国際協力セミナー
・日時:2015年1/10(土) 18:30~21:00
・場所:大阪市生涯学習センター
・主催:ガリレオクラブインターナショナル
・講師:ガリレオクラブ代表 浅井一正
・参加費:一般 700円 学生 500円(要学生証)
・詳細:http://www.janic.org/janicboard/event/item_15925.html
○ネルソン・マンデラの対話法に学ぶ平和構築ファシリテーション
・日時:2015年1月11日(日)10:00~16:00
・場所:大阪国際交流センター
・主催:(公財)大阪国際交流センター、(独)国際協力機構関西国際セ
ンター/JICA関西
・講師:青木将幸
・参加費:無料
・詳細:http://www.dear.or.jp/getinvolved/e14osaka.html
○公開研究会「持続可能な消費・生産とSDGs/ポスト2015開発アジェンダ
~循環型社会構築に向けた各セクターの取組みとSDGsへの展望~」
・日時:1/14(水) 18:00~21:00
・場所:ベルサール飯田橋
・主催:グリーンエコノミーフォーラム
・講師:堀田康彦(IGES持続可能な消費と生産エリアリーダー)ほか
・参加費:1,000円
・詳細:http://geforum.net/archives/655
○一般公開シンポジウム「持続可能な開発目標(SDGs)とポスト
2015年開発アジェンダ-国際論議の現状と実施へ向けた課題-」
・日時:2015年1月16日(金) 13:00~18:00
・場所:国連大学3階 ウ・タント国際会議場
・主催:東京工業大学(環境省環境研究総合推進費S-11)、国連大学サス
テイナビリティ高等研究所
・講師:武見敬三 阿部直也 蟹江憲史
・参加費:無料
・詳細:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18991
○行動すらなら今でしょ ストップ温暖化
~地球温暖化にどのように向き合っていくか~
・日時:2015年1月18日(日)14:00~16:00
・場所:キャンパスプラザ京都 2階ホール
・主催:京都府・京と地球の共生府民会議
・講師:小西 雅子(WWFジャパン)
・参加費:無料(先着順・事前登録制)
・詳細:http://www.kikonet.org/event/2015-01-18
○国際協力講座JANIC LABORATORY(ジャニラボ)
——世界と自分をつなげげる2日間——
・日時:2015年2月6日(金)10:00~18:15 (1日目)
2月7日(土) 9:30~15:45 (2日目)
・場所:早稲田奉仕園 リバティーホール
・主催:(特活) 国際協力NGOセンター(JANIC)
・講師:(1日目)伊藤衆子、井端 梓、谷山博史 (2日目)定松栄一、長瀬
桃子、富野岳士、水澤恵
・参加費:一般15,000円 学生・JANIC個人会員、正会員・団体/企業協力
会員13,000円
・詳細:http://www.janic.org/event/janilabo.php
・・・最後に
2014年がまもなく終わろうとしています。来たるべく2015年は、SDGsが
策定され、2030年に向けた世界規模での取組の加速が期待されます。
MDGs(ミレニアム開発目標)が途上国課題の解決を目的としたものであ
ったのに対し、SDGsは先進国も自らの課題解決に取り組むことが求めら
れます。政府やNGOのみならず、企業や自治体などもの主体も、サステナ
ビリティにおける重要なプレーヤーとして積極的に動き出そうとしてい
ます。当フォーラムでは、今後もさまざまな主体の取組を紹介したいと
思いますので、どうぞよろしくお願いします。(編)
お読みいただきありがとうございました。
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E-mail: rio20[※]epc.or.jp [※]を@に変更して送信してください。
Tel:03-3407-8107
http://sustainability.sakura.ne.jp/sutainability
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