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SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ Vol.23 2016.3.30
2016/03/30


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 SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ Vol.23 2016.3.30

 サステナビリティCSOフォーラム/環境パートナーシップ会議(EPC)
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もくじ
【1】時事情報:
国連統計委員会、SDGsの指標に合意
【2】SDGs最新情報
Civil G7会合
環境省の動き
SDG Compass日本語版
ハイレベル政治フォーラム
【3】サステナビリティ紀行:
「気候変動へのアクションを!」
FoEジャパン 小野寺ゆうりさん
「RCE道央圏の挑戦-ローカルからグローバル課題を解決するために-」
RCE北海道道央圏設立準備会事務局 有坂美紀さん
【4】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
JBO2(生物多様性及び生態系サービスの総合評価)
【5】お知らせ・イベント紹介
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【1】国連統計委員会、SDGsの指標に合意
国連統計委員会は3月11日に、SDGsの達成を図る指針となるグローバル
指標枠組案に合意しました。これは、SDGs指標に関する機関間専門家グ
ループ(IAEG-SDGs)が提案した230のグローバル指標に基づくものです。
今後、国別に達成を図る国別指標の作成が本格化し、その達成状況は7月
に開催される国連ハイレベル政治フォーラムで討論される予定です。
http://www.unic.or.jp/news_press/info/18220/

【2】SDGs最新情報

・CivilG7対話
3月22日-23日、京都市においてCivilG7対話が開催されました。
国内と海外20カ国あまりから集まったNGOおよそ100名が参加し、伊勢志
摩サミットの各アジェンダと市民社会の課題を整理・共有し、その後の特
別セッションでテーマごとの代表者とG7シェルパ(各国担当者)との対
話が実現しました。SDGsに対しては、各国がSDGs達成に向けてリーダ
ーシップを発揮することや、国内外で行動することへの重要性への認識を
表明しました。また市民社会のネットワーク力や提案力を称賛し、実施に
向けてパートナーシップで取り組む姿勢を示しました。今後、G7関連で
は富山市5/14-15、四日市市5/23-24にそれぞれ市民イベントが予定されてい
ます(イベント情報参考)

・環境省の動き
3月25日東京・霞が関にて、SDGsステークホルダーズミーティング準備
会合が開かれました。環境の側面からのSDGsの実施を推進するために、
様々な分野で活躍する専門家がSDGsに関する国内外における取組の状況
について報告し、今後の方向性が議論されました。
http://www.env.go.jp/press/102109.html

・SDG Compass日本語版
企業がSDGsに取り組む上での行動指針となる、SDG Compassの日本語版
が公表されました。
http://www.ungcjn.org/pretest/gc/pdf/SDG_COMPASS_Jpn_0318_30P.pdf

・7月11日-20日:HLPF(ハイレベル政治フォーラム)
SDGsのフォローアップ&レビューのための国連の中心的な機関として位
置づけられたHLPFが開催されます。
https://sustainabledevelopment.un.org/hlpf

参考情報
・「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(正式名称:Transforming
our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development)
 英語全文
 https://sustainabledevelopment.un.org/post2015/transformingourworld

・持続可能な開発のための2030アジェンダ採択–持続可能な開発目標ファ
クトシート(国連広報センター)
http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/15775/

・SDGsサミット・ニューヨーク便り
(SDGsに関わる日本のNGOからの発信)
https://www.facebook.com/Letters.from.SDGs.Summit

【3】サステナビリティ紀行
さまざまな立場から持続可能な社会の実現に向け活動する方々にサステナ
ビリティを考える上で大切な視点をお伺いするコーナーです。

「気候変動へのアクションを!」
FoEジャパン 小野寺ゆうりさん
https://sus-cso.com/kiji/suskiko160316

「RCE道央圏の挑戦 -ローカルからグローバル課題を解決するために-」
RCE北海道道央圏設立準備会事務局 有坂美紀さん
https://sus-cso.com/kiji/suskiko160226
※この記事は2月末時点のものです。3月16日に設立総会があり、RCE北
海道道央圏協議会が設立されました。

【4】サステナビリティ最新ニュース・キーワード解説
JBO2(生物多様性及び生態系サービスの総合評価)
日本における生物多様性や生態系サービスの状況を評価した最新の報告書
「JBO2:生物多様性及び生態系サービスの総合評価(Japan Biodiversity
Outlook2)」が、環境省により公表されました。長期的観点からみると生
物多様性の状況は悪化傾向にあり、その主要因としては「第1の危機(開
発・改変、直接的利用、水質汚濁)」「第2の危機(里地里山等の利用・
管理の縮小)」「第3の危機(外来種、化学物質)」「第4の危機(地球
規模で生じる気候変動)」が挙げられています。この報告書には、自然と
人びとの暮らしの関わりとその変化を知る上で参考となる多くの情報が掲
載されていて、以下サイトからダウンロードすることができます。
http://www.env.go.jp/nature/biodic/jbo2.html

【5】お知らせ・イベント紹介
近日開催予定のイベント等の情報をお伝えします。
◯GEOC設立20周年特別企画:座談会リレートーク-SDGsと地域のパート
ナーシップ
・日時:3月31日(水)14:00~17:00
・会場:国連大学5F エリザベスローズ会議場
・主催:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、環境省、
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
・詳細:http://www.geoc.jp/activity/other/26806.html

◯第4回「持続可能な多世代共創社会のデザイン」提案募集に向けたワー
クショップ
・日時:4月2日(土)13:00 ~ 16:30
・会場:イオンコンパス 名古屋駅前会議室
・主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
・詳細:https://www.ourfutures.net/sessions/1713

◯G7富山環境大臣会合開催記念シンポジウム
・日時:4月10日(日)、4月17日(日)、4月29日(金・祝)
・会場:富山県(各回毎、各会場)
・主催:環境とやま県民会議、富山県、公益財団法人とやま環境財団
・詳細:http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1705/kj00016021.html

◯公開シンポジウム「持続可能な開発の主流化を目指して:G7サミット
プロセスを視野に」
・日時:4月16日(土)14:00~17:30
・会場:国連大学ウ・タント国際会議場(渋谷区神宮前)
・主催:SDSN Japan
・詳細:http://www.geoc.jp/activity/international/26545.html

◯アースデイ東京Be the Shift!事前勉強会
・日時:4月19日(火)19:00~20:30
・会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
・主催:アースデイ東京事務局
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_33646.html

◯シリーズ勉強会第1回「SDGsとパリ協定の意義」
・日時:4月21日(木)15:00~16:45
・会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
・主催:サステナビリティ日本フォーラム
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_33654.html

◯アースデイ東京2016
・日時:4月23日(土)~24(日)
・会場:代々木公園(イベント広場・ケヤキ並木)ほか
・主催:アースデイ東京2016実行委員会
・詳細:http://www.earthday-tokyo.org/2016/03/03/2862

◯G7サミット勉強会 洞爺湖から伊勢志摩へ-日本の若者がサミットと
どう向き合っていくのか?-
・日時:4月27日(水)19:00~21:20
・会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
・主催:A SEED JAPAN
・詳細:http://www.geoc.jp/rashinban/event_detail_33678.html

◯アースデイとやま2016(G7環境大臣会合 環境市民フォーラム)
・日時:5月14日(土)~15日(日)
・会場:富山市(各回毎、各会場)
・主催:アースデイとやま2016実行委員会
・詳細:http://g7.earthday-toyama.org/index.html#001

◯G7ユースサミット
・日時:5月22日(日)10:00~18:00
・会場:三重大学環境情報科学館
・主催:Japan Youth Platform for Sustainability
・詳細:http://japanyouthplatform.wix.com/jyps

◯市民の伊勢志摩サミット
・日時:5月23日(月)~24日(火)
・会場:四日市市(じばさん三重、四日市市商工会議所、四日市市文化会
館)
・主催:2016年G7サミット市民社会プラットフォーム、東海「市民サミ
ット」ネットワーク
・詳細:http://tokaicn.jimdo.com/

・・・最後に
SDGsの具体的実施状況を測るための指標がついに合意されました。国内
の現状や進捗、諸外国の取り組み状況などを参考にする上でも、データは
大きな意味を持ちます。一方、「データの読み解き方」は、案外難しいも
の。また、最近はデータをわかりやすく伝える「インフォグラフィック」
を上手に活かした発信が注目されています。これを機会に「情報スキル」
を身につける学び合いの場を設けてみるのも、いいかもしれませんね。
(編集部)

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